夫婦生活は「間取り」次第で豊かになる 1級建築士が教えるマンションでの防音対策
自分たちはセックスレスだと思う?
半数以上の夫婦は月に一度も性交渉なし! 1カ月以上性の営みがない。実はそれが一般的な定義だそう。
「そのことばと定義を知ってるから、“うちってレスだ”と認識するんですよね。でもセックスレスのことばが広まる前から、たぶん日本の夫婦間ってこんな感じだったのでは……。私たちの親世代も、そんなにしていたイメージって、ないですもんね」と作家のアルテイシアさんは分析します。
セックスレスなのに、悩まない人がほぼ半数! また、悩んでいると回答した14%の人たちも「夫以外の人とセックスしてみたい?」という質問に「YES」と答えた人はわずか16%。
そこから「女の性欲は40代がピーク」説も見えてきます。「長年連れ添うことで夫をますます好きになるという女性もいますが、逆に夫に幻滅するということも、少なくありません」(臨床心理士の杉山崇さん)。
編集部は「夫以外の人とセックスしてみたい?」という質問に「未回答」が58%という点にも注目。夫以外と……なんて考えたくない、真面目な読者が多いのかも !?と推測します。
レスになったきっかけは?
理由は人それぞれ。でも最も多いのは「出産」でした。子育てで忙しい世代は、物理的にセックスする時間を捻出できないのも事実。でも、「抱き合ったり、肌に触れたりすることで、人は脳内に幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌され、幸せを感じることができます。それはセックス以外でも可能で、実は子どもの肌に触れることでも、オキシトシンは分泌するのです。子育て世代の夫婦で、レスだけど満足しているという理由の1つは、これなのでは」と杉山さん。ちなみに詳しい声を拾ってみると――。