コジマ、「郊外での競争」を生き抜く独自戦略 「ミニ四駆」大会から酒販売まで集客力を磨く

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「コジマ×ビックカメラ新座店」の一角を占めるお酒売り場。家電売り場とは照明の色も異なっている(記者撮影)

中堅家電量販店コジマの旗艦店の1つ、「コジマ×ビックカメラ新座店」(埼玉県新座市)。その一角に、白色蛍光灯で明るく照らされる家電売り場とは異なる売り場がある。

暖色の光に包まれた場所で売られているのはお酒だ。ビール、ワイン、日本酒と約3000種のお酒が並び、ワインボトルが天井近くの棚にまで置かれている。6月末から始まったコジマの新しい試みだ。

親会社のビックカメラにはビック酒販という酒の販売を手掛ける子会社があり、そのノウハウを導入した。「ビールを箱買いする客も多い」(担当者)。出足は好評のようで、ほかの店舗への拡大も検討している。

ビック流再建は一時頓挫したが

1990年代、コジマは「安値世界一」を掲げ、徹底した低価格戦略で急拡大した。1998年には業界首位に上り詰めたが、2002年にヤマダ電機にその座を明け渡した。

巻き返しを図ったコジマは出店攻勢と無理な値引きを繰り返し、収益が悪化。8期連続の営業赤字を出し、2012年にビック傘下での再生に望みを託した。

傘下入りの当初は、ビックとの共同仕入れによる採算改善のほか、ビック流にテレビなど黒モノ家電や玩具の充実を図った。しかし、冷蔵庫や洗濯機など白モノ家電が中心だったコジマがいきなり黒モノの売り場を拡張しても販売力がついていかない。ビック流の再建は暗礁に乗り上げた。

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