意外と知らない「古生物」の本当のサイズ感 なんとなく「大きい」イメージがありますが…
デボン紀は、「サカナの時代の到来」と言われる。しかし、一見、サカナっぽくないサカナもいる。たとえば、ドレパナスピス・ゲムエンデネンシス。
ドレパナスピス・ゲムエンデネンシスのサイズ感は?
てっきりエビやカニなどの甲殻類の仲間だと思い込んでいたのだが、無顎類(むがくるい)というあごのないサカナの仲間であると、本書で知った。ちなみにこのドレパナスピス・ゲムエンデネンシスのサイズ感は、こちら。
ただし、これは発見されている化石のなかでは大きな方らしく、大半はこの半分程度だそうである。じゃあ、小さな個体だったら卓球ラケットに使えるのかなあ? と考えてみたのだが、
“仮に生きている個体を発見しても、化石であったとしても、スポーツの道具として使うのは激しくおすすめできない。”
と、ご丁寧に解説されていた。(でも、この絵を見たら、やってみたくなるよね? 普通。)
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