イギリス、次期戦闘機の開発計画を明らかに

ドローンとして無人飛行することも可能に

 7月16日、英政府は、航空見本市「ファンボロー国際航空ショー」で次期戦闘機「テンペスト」の開発計画を明らかにした。写真はショーに出展されたテンペストの模型。ファンボローで撮影(2018年 ロイター/Peter Nicholls)

[ファンボロー(英国) 16日 ロイター] - 英政府は16日、航空見本市「ファンボロー国際航空ショー」で次期戦闘機「テンペスト」の開発計画を明らかにした。ドイツとフランスは1年前に次期戦闘機を共同開発する計画を明らかにしており、欧州の今後の防衛協力を巡り不透明感が強まった。

ウィリアムソン英国防相は、2025年にかけて20億ポンド(27億ドル)を戦闘機開発に投じ、さらなる資金を拠出する国際的パートナーを模索する方針を明らかにした。

テンペストは戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」の後継機となるもので、英防衛最大手BAEシステムズ<BAES.L>と英航空機エンジン大手ロールスロイス <RR.L>、イタリアの航空防衛大手レオナルド<LDOF.MI>、欧州のミサイル大手MBDAが開発に加わる。

協業を目指してスウェーデンや日本などと協議

英王立空軍のサイモン・ロシェル少将は、協業相手の候補に挙がっているスウェーデンや日本などの諸国と協議していると明らかにした。

次期戦闘機は有人飛行のほか、ドローンとして無人飛行することも可能になる。

ドイツとフランスによる戦闘機開発計画はエアバス<AIR.PA>と仏ダッソー・アビアシオン <AVMD.PA>が主導。業界幹部らは、英国と欧州連合(EU)が英離脱後の将来的な関係について交渉をまとめることができれば、独仏共同計画と英国の戦闘機構想を最終的に統合することが可能になると指摘する。

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