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ニッポンよ、これが格安航空の流儀だ ベストLCCのCEOが日本の"空"をぶった切る!

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  • 鳥海 高太朗 航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師
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「日本市場の可能性については楽観視している。就航から1年間の業績を見てみると、私の考えがしっかりとした根拠に基づくものだったとわかった。毎日400席の機材を飛ばしているが、今年7~9月の搭乗率は90%以上。多くの需要が開拓できた」

ニッポン開拓のカギは「定時運航」

スクートは90%台後半の定時運航率が強み

日本市場を開拓する上で、カギとなったのは何か。その問いに対して、ウィルソンCEOは「定時運航」と答えた。

日本人には「公共交通機関は遅れないもの」という感覚が強い。いくら安くても、遅れが目立つ乗り物を敬遠する傾向がある。

成田空港を発着するジェットスターやエアアジアは就航当初、オペレーションの不手際もあり、遅延する便が多発した。また、深夜になると滑走路が使えないため、飛行機の移動もままならない。その結果、翌朝の便まで欠航するという負の連鎖が重なり、「LCC=遅れる」というレッテルを貼られてしまった。

「日本の利用者は定時運航を期待している。だから、成田便は特に定時運航を心掛けている。成田での定時運航率は90%台後半だ。台風の日を除いて、欠航もない。とはいえ、利用者に対する啓蒙も必要だ。短距離路線の場合、折り返し時間も短いので、悪天候の時などは全体の運航が乱れやすい。利用者にも、それを加味した上でこれだけ安いんだったら1時間くらい待ってもいい、と思われることが重要だ」

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【日本の“空”にLCCの花は咲くか?】

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