良品計画社長「今後も価格見直しを実施する」

値下げの効果で客数は増加

 7月4日、良品計画 <7453.T>の松崎暁社長は決算会見で、値下げの原資があれば、今後も価格の見直しを実施すると述べた。都内で2015年撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 4日 ロイター] - 良品計画 <7453.T>の松崎暁社長は4日の決算会見で、値下げの原資があれば、今後も価格の見直しを実施すると述べた。値下げの効果で客数は増加しており、国内事業の収益に寄与しているという。

価格引き下げを行った結果、2018年2月期は客数が6.1%増加したのに続き、3―5月期も8.3%増と伸長した。松崎社長は、値下げの効果について「客単価は下がっているが、客数が増加しているのは極めて大きな効果。これによって、国内事業の営業収益を押し上げている」と述べた。

2018年春夏向けに続き秋冬向け商品でも、衣服の20―25品目、生活雑貨の約180品目の計約200品目を値下げする方針。値下げの原資は、数量増による原価低減効果や為替動向、地域ごとの減税や免税の制度の活用など。松崎社長は「これからも価格下げの原資があれば、価格の見直しをする」と述べた。

消費者は、購入頻度の高い商品については、価格に対して厳しいという。一方、高価格の商品も売れており、メリハリ消費は継続している。

2018年3―5月期の連結営業利益は前年同期比12.2%増の133億円になった。中国を含む東アジア事業が伸長したほか、国内事業も好調に推移した。

2019年2月期の連結売上高は前年比11.8%増の4243億円、営業利益は同10.4%増の500億円の計画を据え置いた。トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト11人の営業利益予測の平均値は507億円となっている。

(清水律子)

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