米株式市場は下落、米中貿易摩擦懸念が再燃

中国への米国のスタンスに再び不透明感

 6月27日、米国株式市場は下落。中国企業による米ハイテク企業投資を巡る米国のスタンスに再び不透明感が高まり、一時の上げを消す展開となった。ニューヨーク証券取引所で撮影(2018年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米国株式市場は下落。中国企業による米ハイテク企業投資を巡る米国のスタンスに再び不透明感が高まり、一時の上げを消す展開となった。

トランプ米大統領は27日、中国企業による米ハイテク技術獲得への対応で、中国に特化した制限を課すのでなく、対米外国投資委員会(CFIUS)の審査を強化する方針を表明した。

投資家はこの決定について、事前に報じられていたほど強硬なアプローチではないと受け止め、序盤の取引で株価は上昇。

しかし、その後にカドロー米国家経済会議(NEC)委員長がFOXビジネスネットワークのインタビューで、大統領が発表した方針は中国に対するスタンスの軟化を示していないと説明。中国への強硬なアプローチに変わりはないとの見方から、市場は下げに転じた。

S&P情報技術株は1.5%下落。S&P総合500種を最も押し下げたセクターなった。特に、中国での売り上げが占める割合が大きい半導体メーカー株が急落。フィラデルフィア半導体指数は2.5%安となった。

米ドル高も株価を圧迫した。

一方、原油先物の急伸でS&Pエネルギー株は1.3%上昇。

小型株を対象としたラッセル2000指数<.RUT>は1.7%下落。

個別銘柄では、米食品大手コナグラ・ブランズ<CAG.N>が7.3%急落。コナグラが同業ピナクル・フーズ<PF.N>を現金と株式の組み合わせで約81億ドルで買収すると発表したことを受けた動き。ピナクルも4.3%下落した。

ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.58対1の比率で上回った。ナスダックも4.11対1で値下がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は77億2000万株。直近20営業日の平均は73億3000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 24117.59 -165.52 -0.68 24303.1 24569. 24115. <.DJI>

1 02 82

前営業日終値 24283.11

ナスダック総合 7445.09 -116.54 -1.54 7586.33 7610.6 7444.1 <.IXIC>

7 7

前営業日終値 7561.63

S&P総合500種 2699.63 -23.43 -0.86 2728.45 2746.0 2699.3 <.SPX>

9 8

前営業日終値 2723.06

ダウ輸送株20種 10331.58 -143.38 -1.37 <.DJT>

ダウ公共株15種 712.51 +4.57 +0.65 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1300.51 -32.89 -2.47 <.SOX>

VIX指数 17.91 +1.99 +12.50 <.VIX>

S&P一般消費財 862.22 -11.24 -1.29 <.SPLRCD>

S&P素材 361.23 -1.32 -0.36 <.SPLRCM>

S&P工業 599.95 -4.75 -0.79 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 528.97 -1.40 -0.26 <.SPLRCS>

S&P金融 437.95 -5.61 -1.26 <.SPSY>

S&P不動産199.87 -0.57 -0.29 <.SPLRCRE

C>

S&Pエネルギー 558.58 +7.38 +1.34 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 962.74 -8.98 -0.92 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 145.71 +0.05 +0.04 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1205.57 -17.77 -1.45 <.SPLRCT>

S&P公益事業 263.26 +1.53 +0.58 <.SPLRCU>

NYSE出来高 9.25億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22165 - 65 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物9月限 円建て 22130 - 100 大阪比 <0#NIY:>

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