収入重視女と容姿重視男に未婚が多いワケ 「希望と実情のズレ」を1万人調査から分析

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マッチングの重要な要素として、年収や年齢以外にもたくさんの要素があり、そのすべてをここでご披露できませんが、一部前述の年収分布比率に合わせて、私が主宰するソロもんラボで実施した未婚男女1万人を対象とした調査の結果を報告します。

まずは、「モテ要素」についてです。「モテ要素」とは、容姿のよさ(自己評価で「容姿に自信がある」)というものだけではなく、過去の生活において、「付き合った異性がいた」「異性から告白されたことがある」などの複数の要素を加味して指数化したものです。

全体で、モテに分類される人は男性で26%、女性でも31%です。私は独身研究を長く続けていますが、このモテるという能力、いわゆる「恋愛強者」は少なくとも過去30年間通して男女とも大体3割で変わりません。逆に言えば、7割は非モテです。私は、それを「恋愛強者3割の法則」と名付けています。

たとえば、男性で言うと、年収の高い方にモテが集中しているというわけではなく、年収の多寡には関係なく、どの層でも大体3割のモテ男女が存在しているという状況は変わりません。

恋愛相手に「容姿を重視するか否か」

次に、恋愛相手に対して「容姿を重視するか否か」についてマッピングしてみました。

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