メルカリ、一時ストップ高の6000円に

初値は公開価格を66%上回る5000円

 6月19日、東証マザーズに上場したメルカリは公開価格3000円を66%上回る5000円で初値を付けた。初値ベースの時価総額は約6760億円となり、今年最大の新規株式公開(IPO)となった。写真は棚に飾られているメルカリのロゴの入った袋。15日に東京のメルカリ本社で撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)

[東京 19日 ロイター] - 東証マザーズに19日上場したメルカリ<4385.T>は公開価格3000円を66%上回る5000円で初値を付けた。初値ベースの時価総額は約6760億円となり、今年最大の新規株式公開(IPO)となった。初値後も上げ幅を拡大し、後場に値幅制限の上限(ストップ高)となる6000円を付けた。

SBI証券・シニア・マーケットアドバイザーの雨宮京子氏は「海外投資家も関心を持っており、ある程度はポートフォリオに組み入れざるを得ないだろう。足元で大型株がさえないなか、短期の資金が流入してくる可能性もある」と指摘している。

もっとも、その持続力は不透明だ。上場に伴う新株発行で得る資金は、主に広告宣伝費と債務の返済に充てるとしている。「前期は最終赤字。中長期的には今後の需給状況や会社の事業の進捗を見極める必要がある」(雨宮氏)という。

時価総額は一時、約8120億円まで拡大したが、株価はストップ高を付けた後、利益確定売りなどに押され、いったん軟化している。

*内容を追加しました。

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