大阪地震、「鉄道情報」は万全ではなかった

公式HPはつながりにくく、ツイッター頼みに

運行状況を伝える阪急のツイッター公式アカウント(編集部撮影)

6月18日午前7時58分頃、大阪府北部で震度6弱を観測する強い地震が発生した。この地震で関西の鉄道網は全線ストップするという、1995年の阪神淡路大震災以来の状況に陥った。

関西在住の筆者は1995年の阪神淡路大震災を経験している。そのときとまったく違うのは、インターネットの発達により、鉄道運行情報がより容易に入手できることだ。阪神淡路大震災のときは、駅に出向かないと情報を得ることができなかった。しかし現在は、鉄道会社のホームページやツイッターなどで情報収集が可能だ。

では、今回、こうした鉄道運行情報は的確に市民に届いたのだろうか。

ツイッターが役立った大阪北部地震 

地震が起きたとき、筆者は神戸市東灘区の自宅にいた。幸い何も被害はなかったが、その強い揺れに1995年の阪神淡路大震災の恐怖を思い出した。自宅や周囲の安全を確認した後、すぐにラジオを付けた。ラジオでは阪神淡路大震災と同じく地震が発生したことを知らせ、各地の震度を連呼していた。しかし、しばらく経っても関西の鉄道運行情報への言及はなかった。

そこで、運行情報を把握するべく、鉄道会社の公式サイトへのアクセスを試みた。しかし、多くの人がアクセスしているせいか、なかなか運行情報のページにたどりつけない鉄道会社もあった。

次にツイッターでの情報収集を試みた。ツイッターの検索欄に「大阪 地震」といったキーワードを打ち込むと、すぐに関西の鉄道に関するツイートが現れた。各社の運行情報を知らせるツイートもあれば、駅の被害状況を撮影した写真がアップされたりもしていた。結局、鉄道会社ではなく、ツイッターを通じて、地元の路線が運転を見合わせていることを知った。

その後、鉄道会社の公式ホームページにアクセスでき、各線の運行情報を再確認。阪神淡路大震災と比べ、情報収集の手段が大きく変わったことを改めて感じた瞬間だった。

次ページ駅掲示板、チラシが主役だった阪神淡路大震災
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