謎のカタカナ、電車の「モハ」「クハ」って何? JRの車両記号、ルールを知れば通勤も楽しい

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・ハイフンより右側の数字は「~番台」

車内にも謎の記号の表示がある。記号下の「SUSTINA」は車両メーカーの製品ブランド名(撮影:風間仁一郎)

右側3~4ケタの数字は、製造番号を表している。これは車両1つごとに異なる、いわばシリアルナンバーのようなものだ。「クハE231-501」は「クハ E231系 500番台」と読めばいい。

・ちょっと珍しい!? 山手線の4600番台車両

最後に、筆者お気に入りの山手線車両「4600番台」について紹介しておこう。

11両編成の山手線の10両目には、たいてい4600番台車両が割り当てられている。これは、他とチョット違う特徴がある。山手線の場合、車両の端の部分の座席は3人掛けシートであるが、4600番台の11両目側だけは4人掛けである。さらに、そこだけは窓が2枚付いているから、珍しい。まるで北欧のようなデザイン性を感じるのは筆者だけであろうか! ぜひ一度その目で確かめてみてほしい。

通勤電車の車両にこだわりを!

今回は、電車の車体に記載されているカタカナや数字について解説をしてきた。毎日乗っている電車一つとっても、設備や用途が異なり、その奥深さに感動のため息を漏らした方もいるであろう。あなたのお気に入りの車両は? 今日から乗車する車両にもこだわりを取り入れてみてはいかがだろうか。

東 香名子 コラムニスト

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あずま かなこ / Kanako Azuma

1983年生まれ。女性サイト編集長を経て現在フリー。鉄道に詳しく女性目線で旅の楽しみ方を発信。総乗車距離1万キロ以上の乗り鉄。これまで男性のものだと思われていた鉄道趣味を、女性に広める活動をしている。著書『100倍クリックされる 超Webライティング実践テク60』(パルコ出版)

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