デンバー市長「中国より日本企業が重要だ」 成田=米デンバー便就航、世界有数のゲートウェイ
成田国際空港と米国西部のコロラド州最大の都市、デンバーの国際空港を結ぶ直行便が6月に就航した。日本から同州に対する直接投資拡大など、地元の期待は高まっている。来日したデンバーのマイケル・ハンコック市長と、デンバー大都市圏経済開発公社のトム・クラーク最高経営責任者(CEO)に話を聞いた。
――東京からコロラドへの直行便が就航しました。
ハンコック市長:10年がかりで直行便就航に尽力してきました。多くの人たちが努力してきた成果がようやく表れたと思います。画期的なことであり、1つの大きな節目を迎えたとも言えるでしょう。
今回の就航は、世界に名だたる2つのゲートウェイが結ばれることを意味しています。デンバーは米国内を代表するゲートウェイ。これに対して、日本はアジア大陸全体のゲートウェイです。その2地点がつながったのに伴う経済的なインパクトは大きい。文化交流や高等教育の交流のチャンスも高まるでしょう。
デンバーにもたらす経済効果は1億3000万ドル相当。1500人の雇用創出効果も見込まれます。アジアからの渡航者も5万2000人から7万人程度、増えるでしょう。
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