「はめられたとの見方に同調したわけでない」

麻生太郎財務相が弁明

 4月27日、麻生太郎財務相は午前の閣議後会見で、セクハラ報道などを受けて辞任した福田淳一前財務次官について「処分について早急に実施したい」と述べ、事実認定を行う前に処分する方針を明らかにした。写真はワシントンでIMFと世界銀行の合同総会に出席する同財務相。20日撮影(2018年 ロイター/Yuri Gripas)

[東京 27日 ロイター] - 麻生太郎財務相は27日午前の閣議後会見で、セクハラ報道などを受けて辞任した福田淳一前財務次官について「処分について早急に実施したい」と述べ、事実認定を行う前に処分する方針を明らかにした。麻生氏が24日の記者会見で福田氏が「はめられたとの意見もある」と述べたが、そのような意見に同調したわけでないと語った。

麻生氏は、週刊新潮で報じられた福田前次官による女性記者へのセクハラ発言の事実認定について、「今の段階で答える段階にない」とした。しかし、福田氏がテレビ朝日の記者と「少なくとも面会した事実までは認めている」ことを明らかにした。

このため「セクハラ行為は断定できない」ものの、「財務省の信頼を落とした、そのようなことに基づき退官すると発言している。そのような意味に基づいて処分をさせていただく」と説明した。退職金の返納・減額の有無など、処分の具体的内容については今の段階で不明とした。

今後の調査に応じて追加の処分を行う可能性も「結果次第であり得る」とした。

はめられたとの見方、同調していない

24日の会見で麻生氏が、福田氏がはめられたと見方があることに言及し、これに野党が反発した。麻生氏は、そのような見方に同調したわけではないのか、との質問に対して「当たり前だろ」と語気を強めた。その上で「セクハラはアウトだと最初から言っている」と強調した。

報道を受けた財務省の対応について「私共としては最善を尽くしている」の認識を示した。自身のセクハラに対する認識は高いのかとの質問に対しては「そうですね」と答え、「そういう事実があったとすればはなはだ遺憾なことだと最初から申し上げている」と強調した。

(竹本能文)

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