アマゾン、不在の際は車のトランクに商品

米国で新サービスを開始

 4月24日、米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コムは、会員の不在時に駐車中の自動車のトランクに商品を配送することで盗難を防ぐ、新しいサービスを開始した。写真は同社のロゴ。インドのバンガロールで20日撮影(2018年 ロイター/Abhishek N. Chinnappa)

[24日 ロイター] - 米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>は24日、会員の不在時に駐車中の自動車のトランクに商品を配送することで盗難を防ぐ、新しいサービスを開始した。サンフランシスコやワシントンなど米国内37都市在住の、対象車を所有する会員が利用できる。

会員はアマゾンのアプリをダウンロードし、通信機能などを備えた「コネクテッドカー」と接続する必要がある。

同社は昨年秋、留守中でも自宅内に荷物が配達されるシステム「アマゾン・キー」を発表。有料会員サービス「プライム」の加入者は不在時に配達員が訪問した際、同社提供のスマートキーとカメラを遠隔操作し、玄関に入った配達員をカメラで監視できる。2つの機器は合計220ドル。

これに対し今回のトランク配送サービスは「アマゾン・キー」を利用することで、「プライム」加入者は無料で利用できるという。

トランクへの配送は、不在時に商品を玄関前に放置されることは避けたいが、配達員を家に入れることも避けたい顧客のニーズにも合っている。

シボレー、ビュイック、GMC、キャディラック、ボルボなどの自動車と連携しており、将来的に対象車を拡大していく予定だ。

米ゼネラル・モーターズ(GM)は、サービスを利用可能な同社モデルの所有者は700万人以上だと説明した。アマゾンは、「キー」利用者の人数を公表していない。

調査会社モフェット・ネーサンソンのアナリストは「アマゾンは配送の最後の部分での問題解消とコスト削減のための方法を検討し続けるだろう」と述べた。

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