女子高生3人が「アニメ制作」に没頭する理由

「映像研には手を出すな!」の世界観は斬新だ

コマ割りからセリフの一つひとつにまで作者のパッションが散りばめられている(写真:portishead1/iStock)

新しい表現とは、きっとこの作品で描かれていることを指して言うんだろう。人は新しい感動に出会うと、ただただ打ち震える。それに逆らうことなんて出来ない。

主人公は3人の女子高生

映像研には手を出すな!』は『月刊!スピリッツ』(小学館)で連載されている、大童澄瞳センセイによる作品。

当記事は、マンガ新聞の提供記事です

主人公である3人の少女たちが作り出すアニメは、マンガという翼を手に入れてどこまでも大きく羽ばたいていく。その“最強”のカッコ良さは圧倒的で破壊力抜群だ。

物語の核になるのは、3人の女子高生。

アニメは“設定が命”と考える浅草みどり。

カリスマ読者モデルだけど本当はアニメーターになりたい水崎ツバメ。

カネ儲けのためなら己の総てをかける金森さやか。

彼女たちは自分たちの通う学園を根城にしながら作品をつくりだす。それはありとあらゆるものを駆使しながらである。そこに“次元”だったり“現実や空想世界”なんて小さな事は全く意味をなさない。

そこにあるのは自分たちの“好き”を現実にしていくという3人の情熱だ。
それは、3人のアニメに対する深すぎる造詣や細かすぎる設定描写から伺える。「誰にも負けないという気持ち」でアニメ制作に没頭しているのだ。

そんな彼女たちが作り出す世界が、ちょっとずつ学園に広がっていく。確かな熱量をもって。

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