3人負傷、白昼YouTube発砲事件の一部始終 事件があったのは誰でも入れる場所だった

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ボーヒーズによると、カフェテリアエリアは、駐車場と直結しており、従業員バッジがなくても入れるようになっていた。

午後2時15分までには、ドナルド・トランプ米大統領は発砲事件について知らされており、同大統領は直後に「たった今、カリフォルニア州サンブルーノのユーチューブ本社で起きた発砲事件について聞いた。この事件にかかわったすべての人に哀悼の意を示したい。現場にいるすべてのすばらしい警察官などに感謝したい」とツイートした。

アップルのクックCEOもツイート

米連邦捜査局(FBI)のサンフランシスコ支局のスポークスウーマン、キャメロン・ロジャース・ポランによると、当局は現在、サンブルーノ警察に捜査協力をしている。また、アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局のサンフランシスコ支局も現場を訪れているとツイートしている。

一方、グーグルは火曜日午後、「当局と連携している」とツイート。サンブルーノのユーチューブ従業員に対しては、「連絡があるまで安全な場に身を置くよう」に伝えているという。このほかの従業員には、サンブルーノには近付かないように伝えているという。

「みなさんの多くがショックを受けていると思う」と、グーグルのサンダー・ピチャイCEOは従業員に向けてメッセージを発した。「これから数日間は、この信じがたい悲劇から癒やされるために、すべてのグーグルファミリーに対して必要な支援やサポートを提供する」。

多くのシリコンバレーの企業も、ツイッターを通じてユーチューブに対して哀悼の意を示した。アップルのティム・クックCEOは、「アップルすべての従業員から、ユーチューブとグーグルの皆さんに対して、特に被害にあった方々とその家族の皆さんに対して、シンパシーと支援を送る」とツイートした。

負傷者が運び込まれた病院で、トラウマ治療を行う専門医は、米国で頻発する発砲事件に対して怒りをあらわにしている。

「ラスベガスがあって、パークランドがあって、パルスナイトクラブでの発砲事件があって・・・これでもう終わりだろうと思っても、終わらない」と、アンドレ・キャンベル医師は記者団にもらした。

(Daisuke Wakabayashi記者、Maggie Astor記者、Maya Salam記者)

(C) 2017 The New York Times News Services

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