彼女は普段、都内のカフェでアルバイトをし、大学の生徒会に所属しており、ゲームを趣味としている。大学生の間に彼氏が欲しいと考えてはいるが、現在彼氏はおらず、また、恋愛ドラマや漫画にはあまり興味がないと言う。
ゲームでは恋愛をする、または彼氏彼女である自分サイドの設定がほとんどないものもあるのに対して、ドラマや漫画はすべてにきちんとした設定があり、視聴者や読者は第3者の視点(彼女曰く、“神の視点”)からストーリーを傍観することになってしまうので魅力を感じないのだそうだ。
ぶっ飛びすぎていると話題
イケメンの顔をした1頭の人面馬「ユウマ」の馬主となり、会話を楽しみながら競走馬へと育成していくゲーム。プレイヤーがイケメンとの出会いを求め、「王子様は馬に乗っているから牧場に行けば会えるかも」といった理由から競走馬の施設に行き、イケメンの人面馬に出会うところからゲームは始まる。アプリ自体の作りはしっかりしているのに対し、とにかくキャラやストーリーがぶっ飛びすぎていると話題になった。
このアプリで遊んでいた神奈川県内の大学に通うB君は、元々シュールなゲームが好きなこともあり、Twitterのプロモーションでこのアプリを知ってすぐにインストールしたのだそう。暇を見つけてはゲームを進め、一時期は1日3時間ほど費やしていたという。ゲーム内容が期待どおりシュールなものであり、グラフィックが綺麗でイベントCGも多く、とても面白かったので満足だった、とB君。
普段のB君は軽音サークルに所属し、ドラムを担当している。アニメやゲームなどサブカルチャー全般が趣味である。現在彼女はおらず、彼女が欲しいとSNS上で公言している。そんな彼は恋愛シュミレーションゲームや漫画には関心がありプレイすることも多いが、恋愛もののドラマにはすべく興味がなく、ほとんど観ないという。最近のゲームアプリは気軽に自己完結して楽しめるものであるのに対し、ドラマはストーリーが定型化していること、現実での恋愛に近く複雑で面倒であることなどがその理由だと語った。
さまざまなエジプトの神々と共に学園生活を送り、恋に落ちていくゲーム。方向音痴の主人公が学校内で迷っていたところを先輩が助けてくれるところから始まり、所属する園芸部やクラスを中心とした物語が進んでいく。エジプトの神々がブレザーを着ていたり、ところどころエジプト用語が出てきたりとシュールな面も多いが、ストーリーはいわゆる学園もののゲームと変わらない。
都内私立大学に通うCさんは、元々エジプト文化に興味があり、ネットなどで人気化しているメジェド(古代エジプト神話「死者の書」に描かれる神)のキャラクターが好きだった。メジェドが出てくる漫画を読んだり、LINEでメジェドのスタンプを買ったりするなど、相当なメジェド好きで知られていたCさんは、友達から紹介されて「エジコイ!」を始めたという。
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