フロリダ州で歩道橋崩壊、死傷者多数の惨事 950トンの橋の残骸の下には8台の車両

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この歩道橋は、南フロリダで最も混雑している道路の1つである南西8番線を安全に渡る道路を提供することを目的としていた。地元メディアの報道によると、昨年8月にこの道路を横断していたサンディエゴ出身のフロリダ国際大学の女子学生(18歳)が自動車にはねられて死亡している。なお、フロリダ国際大学の学生は3月12日から3月17日までの春休み休暇を過ごしている最中だ。

テレビの映像では、消防士が残骸を横切って歩き回っており、怪我人を治療する医師がいることも見て取れる。救急隊は、橋の上の穴を通って中へと進んでいるように見える。

奇跡的に救われた女性も

学生のオーラ・マルティネスさんは、近くのレストランで昼食を食べていたときに、ウェイトレスから橋が崩壊したと言われ、外に飛び出した。彼女は外に出て走って、女性を車から引き抜くのを手伝った。その車の大部分は橋でぺしゃんこになっていた。

「それは、文字通り神の奇跡だった。橋によって押しつぶされたのが車は後部だったため、彼女は外に出ることができた」。マルティネスさんは現地のCBS系列会社に語った。

国家交通安全委員会は、橋の崩壊を調査するチームを現地に送った。ホワイトハウスの広報担当者、サラ・サンダースは、ドナルド・トランプ大統領も崩壊のことを知っていると述べた。フロリダ州のリック・スコット知事は、後日その場に向かうと表明した。

この橋を設置した事業者はMunilla Construction Management。1983年に設立され、5人兄弟が経営している。フロリダでの事業に加え、同社はテキサス州とパナマにも事業部を持っており、500人の従業員を雇用している。

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