東京「常盤橋」に歴代ゴジラが大結集したワケ

シン・ゴジラで生まれた日本一のビルとの縁

シン・ゴジラはこの地に至る前に「ヤシオリ作戦」で倒された(記者撮影)

2月20日、JR東京駅日本橋口に程近い場所に「ゴジラ」が再び上陸した。ただし、仮囲いの展示企画としてだ。

工事のための高さ3メートル、幅140メートルという仮囲いの壁一面に、20日から約1年間の予定で、東宝の特撮映画『ゴジラ』の歴代29作品のポスターが展示されている。

初代ゴジラ(1954年封切り)から2018年5月に公開予定のアニメーション映画『GODZILLA 決戦機動増殖都市』の予告まで、ずらりと並んだ光景は圧巻だ。

2016年7月に公開された『シン・ゴジラ』で、シリーズ累計の観客動員数は日本の人口にほぼ匹敵する1億人を突破。それだけ日本人の間で認知されている映画ゆえ、20日の公開初日にも、道行く人々が思わずといった風情で足を止めていた。

三菱地所と東宝がタッグ

歴代ゴジラのポスターが並び、スマートフォンのカメラで撮影したり、熱心に見入ったりしている人もいた(記者撮影)

この仮囲いの展示企画は、三菱地所が開発中の「東京駅前常盤橋プロジェクト」(正式名称は「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」)の施工に際し、実施しているものだ。

三菱地所が東宝と一緒になってアイデアを練り、東宝がデザイン関連を担当。諸経費は三菱地所が負担するが、東宝と組むことができたためロイヤルティなどは発生せず、諸経費としてはフィルムの印刷代やそのフィルムを壁に張る費用などごくわずかで済んだという。

次ページシン・ゴジラに登場した「ご縁」
関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
目からウロコの<br>日本史再入門

10年前の歴史常識が、今は非常識。教科書は最新の研究や学説を反映し、つねに書き換えられている。蒙古襲来「嵐で沈没」のウソ、江戸時代「鎖国」はなかった…歴史の新常識を凝縮。