日経平均反発、円高でも上げ幅一時400円超 

米国株上昇で買い戻し、VIX指数は低下

 2月15日、東京株式市場で日経平均は4日ぶりに大幅反発した。米1月消費者物価指数を受け米10年債利回りは上昇したが、米株市場では金利上昇を嫌気した動きが広がらず、ダウは250ドルを超す上昇となった。写真は東京証券取引所で6日撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 15日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日ぶりに大幅反発した。米1月消費者物価指数を受け米10年債利回りは上昇したが、米株市場では金利上昇を嫌気した動きが広がらず、ダウ<.DJI>は250ドルを超す上昇となった。VIX指数<.VIX>の低下によるリスクオフの巻き戻しもあり、日本株は幅広く買い戻しが先行した。1ドル106円台まで進行した円高にもかかわらず日経平均の上げ幅は一時400円を超えたが、節目の2万1500円を超えると国内勢から戻り待ちの売りが出て上げ幅を縮めた。

TOPIXは0.97%高で取引を終えた。東証1部の売買代金は2兆9682億円。東証33業種で値上がり率上位は、保険、サービス、精密、非鉄など。電気・ガス、繊維などは下落した。市場では「日経平均が200日移動平均線近くまで調整し、ポジション整理の売りは収束に向かいつつある。すでにドルベースの日経平均は昨年末水準まで回復している。海外勢が買い転換してもおかしくない状況だ」(東海東京調査センター・チーフエクイティマーケットアナリストの鈴木誠一氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、キリンホールディングス<2503.T>が大幅続伸。同社は14日、自己保有株を除く発行済株式総数の5.5%にあたる5000万株を上限とする自社株買いを実施すると発表した。同時に2018年12月期の増配計画も発表。株主還元に対する姿勢が好感された。半面、ヤクルト本社<2267.T>は軟調。仏食品大手ダノン<DANO.PA>が保有するヤクルトの株式14%を売却すると両社が14日、発表した。ヤクルトは同日、自社株買いを実施することも発表したが、需給悪化を懸念する売りが優勢だった。

東証1部の騰落数は、値上がり1393銘柄に対し、値下がりが606銘柄、変わらずが66銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      21464.98 +310.81

寄り付き    21384.10

安値/高値   21308.92─21578.99

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1719.27 +16.55

寄り付き     1719.83

安値/高値    1712.23─1728.12

 

東証出来高(万株) 157111

東証売買代金(億円) 29682.71

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