ヤフーは宮坂体制の下、まずはパソコン軸からスマートフォン軸へのサービス移行を強力に進めてきた。加えて、2013年からはEC事業でも勝負に出た。ヤフーショッピングの毎月の出店手数料と、売り上げロイヤルティ(システム手数料)を無料化し、出店者数と商品数を大幅に増やした。こうした取り組みについて宮坂社長は、「まだ途中段階ではあるが、ある程度大きな前進ができた」と話す。
ヤフーが次の目標に掲げるのは、「データの会社」として存在感を増すことだ。「ヤフーは(創業から)21年間、サービスを通じて膨大なデータを蓄積してきた。そのデータの力をより解き放っていきたい」(川邊氏)。具体的にはネット広告やECなど、すでにある事業の収益性をデータを活用してさらに上げていくほか、ヤフーの蓄積しているデータを用いた他社に対するソリューションビジネスなども構想しているという。
この記事は有料会員限定です
残り 1107文字
