先入観を裏切る「漢方ジュースバー」の仕掛け

漢方食材配合のドリンクをワンコインで提供

メニューは前述した16種類だが、大きく、ハーブティー、ハーバルドリンク、ショットドリンクの3つのカテゴリーに分かれる。ハーブティーはホットドリンクで、近郊のハーブ農園で収穫された生ハーブを使ったものもある。

ハーバルドリンクは生薬と野菜、ハーブ、フルーツなどを素材とし、飲みやすく仕上げてあるのが特徴。ショットドリンクは45ccと少量で、生薬が高濃度に配合されており、いちばん“漢方らしさ”を堪能できる。無添加なのでナチュラル志向の人にもお勧め。ちなみに、「高麗人参珈琲」は、コーヒーを所望する客が多いことから、メニューに加えたとのこと。すべてテイクアウト可能だ。

「お酒を飲む前に『ドランカー』、それから二日酔いのときに『リカバリー』というように、ショットドリンクを利用されるお客様も多いです。また、飲み会の前に当店で待ち合わせる、というお客様もいらっしゃいます」(石郷岡氏)

今後の課題は何か

白を基調に、ハーブを描いた壁のアートや、観葉植物で飾られた気持ちのよい空間なので、ここでヘルシーなドリンクを飲めば、二日酔いや疲れが癒されそうだ。

白を基調とした店内(筆者撮影)

課題は、採算性と、今後どうビジネスとして成り立たせていくかということだ。石郷岡氏によると、オープンに際しての注目度は高く、特に企業からも関心が多く集まっているという。

店舗を多数展開し、より多くの人が利用できるようになれば、一般の人のセルフメディケーションへの意識も高まりそうだ。健康や食に注目したビジネスはあちこちで興っているので、そうした企業や活動と手を結ぶのもよいかもしれない。

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