マイペース「一人っ子」との上手な付き合い方 何かを頼むときは「やり方は任せるよ」が有効

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ラクなのは一人っ子同士、世話焼きの長子との相性も◎

一人っ子の感覚でもっともユニークなのは、他人との距離感。きょうだいとおもちゃを奪い合ったり、一緒になって親に刃向かったりしたことがないので、とくに同年代の人間との関係の築き方に慣れていません。

これぐらいやったら人は怒る、この程度ならすぐに仲直りできる……。人間関係の細かなニュアンスを体得しないまま大人になったため、人付き合いそのものが苦手。

思ったことはすぐに顔に出るくせに、相手にわかるように説明するクセがついてないなど、トラブルの種には事欠きません。

いわば中間子と真逆の"人間関係オンチ"なわけですが、そうしたささいな障害に負けない自由な発想と、好きなことに打ち込むエネルギー量は、まさに「常識外れ」です。

一人っ子にとって、最も相性がいいのは同じ一人っ子。メイン性格(まじめ)が近い長子ともうまくいきますし、真逆の性格である中間子ともまあまあ。サブ性格(マイペース)が近い末子とは意外と気が合わない場面が多そうです。

一人っ子同士はお互いがマイペースに行動し、さらには相手の動向もまったく気にならないので、干渉し合わずうまくいきます。

とりわけ結婚においては、一人っ子同士はとてもいい相性。溺愛する双方の親があれこれと口を出してきて大変そうですが、その苦労をわかりあえるのも同じ境遇ならではです。一見人当たりのいい末子ですが「親って面倒くさいよね」などと平気で言い放つので、親思いの一人っ子としては閉口することに。

むしろ、"いずれ親の面倒は自分が見る"と考えている長子のほうが、気持ちをわかってくれるかもしれません。

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