終電逃しても安く帰れる!検索アプリの裏技

「行ける限りは電車利用で」ナビタイムが開発

深夜バスや客待ちのタクシーが並ぶ深夜の渋谷駅前(記者撮影)

年末といえば帰宅が遅くなりがちなシーズン。忘年会の時期であるのはもちろんだが、年内に片付けなければならない仕事が山積みで会社を出るのはいつも深夜……という人も多いに違いない。そんなときに気になるのが終電の時刻だ。

首都圏の場合、山手線のターミナル駅を出て郊外に向かう路線の中でも特に発車時間が遅いのは、新宿駅1時01分発のJR中央線三鷹行き、次いで品川駅0時59分発のJR京浜東北線蒲田行き。渋谷や池袋を出発する各線はこれらよりも早い。この時間を過ぎると、帰宅の足は主要路線の駅を結んで走る「深夜急行バス」かタクシーということになる。

だが、ターミナル駅から郊外までタクシーを利用すると、当然ながら料金は高くつく。深夜急行バスも、すべての路線沿いに走っているわけではない。

「裏技」的ルートを検索で提供

こういった場合に知っていると便利なのが、より遅くまで走っている電車やバスを利用し、そこからタクシーなどを利用するというルート。だが、そういった「裏技」的な方法は、地域に詳しい人や「終電マニア」はともかく、経路検索サービスでも表示されないことが普通だ。

そんな中、経路検索サービス大手のナビタイムジャパンは12月19日から、目的地への終電後も行ける限り公共交通を利用し、そこからタクシーを使うという「終電後に帰れるルート」の提供を開始した。

これまでのルート検索では、目的地への終電や深夜急行バスが終わった後は、全区間でタクシーを利用するか翌朝の電車を表示する形だった。今回の「終電後に帰れるルート」案内の開始によって、特にユーザーが設定変更をしなくても、目的地周辺まで行けるもっとも遅い電車やバスを利用して、タクシー料金を抑えた経路が表示されるという。

サービスの提供はアンドロイドOS向け「NAVITIME」からスタート。iOS向けも近日中に対応する予定という。利用は駅から駅への検索であれば無料。会社や店から自宅へといった「地点間」の場合は、検索結果一覧は無料で見られるが、詳細なルートの表示は有料会員向けサービスとなる。

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