口が臭う人は正しい「舌ケア」を知らない人だ あなたの口臭は4メートル先まで届いている

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舌の正しいケア方法をご紹介します(写真:lekcej / PIXTA)
鏡を見て、ベーッと舌を出してみて! 舌の上に、白や淡黄色っぽい苔のようなものがついているなら、それは“舌苔”という口臭の原因です。そこで、“舌苔(ぜったい)”を取り除く『舌ケア』を取材しました。銀座ロフトで売れている『舌ケア』グッズBEST5もチェック!
当記事はVOCEウェブサイトの提供記事です

口臭がどのくらいの距離まで届くかご存じですか? 接近戦だけだと思ったら大間違い! なんと、口臭科学研究所の調査によれば、成人男性の歩幅で5~6歩離れたところ(約4メートル程度)の距離まで、しっかりとニオイを感じるという結果が。

同じテーブルを囲むような飲み会や合コンはもちろん、デスクワーク中も、デスク近隣のかなりの人にニオイが届いているかもしれません。これは、口臭ケアに気合いを入れる必要がありそう。そこで、口臭に深く関係する舌の正しいケア方法と、『舌ケアグッズ』をご紹介します。

舌苔とは?

そもそも“舌苔(ぜったい)”ってなに?

「簡単に言えば垢の塊のようなものです。はがれ落ちた粘膜上皮の細胞や血球成分、食べカスなどでできています。口の中には口臭原因菌のひとつであるフゾバクテリウムなど、たくさんの常在菌が存在し、それらが舌苔の中のタンパク成分を分解して、口臭の原因物質であるVSC(揮発性硫黄化合物)を発生させます」(口臭科学研究所)

どんなニオイが発生しますか?

「主なVSCとして、卵が腐ったようなニオイの硫化水素、野菜の腐ったようなニオイのメチルメルカプタン、ゴミ臭のジメチルサルファイドがあります。多量の舌苔がついていると、硫化水素などの濃度が高くなります」(口臭科学研究所)

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