日経平均は反落、節目の2万3000円を抜けず

米公開市場委員会の開催を控え、材料待ちに

 12月12日、東京株式市場で日経平均は4日ぶり反落となった。朝方に利益確定売りが先行して始まった後、前日の米国株高など良好な外部環境を支援材料に切り返した。写真は都内で昨年2月撮影(2017年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 12日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日ぶり反落となった。朝方に利益確定売りが先行して始まった後、前日の米国株高など良好な外部環境を支援材料に切り返した。米連邦公開市場委員会(FOMC)などのイベントを控えた材料待ちの地合いの中、節目2万3000円に接近しながら届かなかったことで上値の重さが意識された。後場には利益確定売りに押され、マイナス圏での推移となった。

日経平均は前場に今月1日に付けた取引時間中の高値を2銭上回り、節目の2万3000円まであと5円67銭と迫ったが、高値圏では戻り売りに押された。後場にかけてマイナス圏に沈み、一時2万2834円89銭に下落する場面もあった。

FOMCなどのイベントを控えて「基本的には材料待ち」(国内証券)とされた。市場では「個人を中心に利益確定や換金ニーズの売りが五月雨式に出た。換金売りの規模はごく通常通りだったが、買いが引っ込んだ印象」(SMBC日興証券の投資情報部部長、太田千尋氏)との声が聞かれた。日経平均ボラティリティ―指数<.JNIV>は15ポイントを下回り、約1カ月半ぶりの低水準となった。

TOPIXは0.1%高で小幅に4日続伸。東証1部の売買代金は2兆5106億円だった。東証2部総合<.TSI2>は最高値を更新。JPX日経中小型株指数<.JPXNKMSC>は、取引時間中の最高値を更新したが下げて終わった。

業種別では鉱業が上昇率トップ。石油・石炭製品、銀行、海運が上昇率上位にランクインした。半面、精密機器、水産・農林業、情報・通信業がさえなかった。

北海油田のパイプラインが修理のため稼働停止となったことを材料にした原油価格の上昇を受けて、国際石油開発帝石<1605.T>や出光興産<5019.T>などの上昇が目立った。出遅れ銘柄とされる銀行では、メガバンクは三菱UFJ<8306.T>が2%超高、三井住友<8316.T>が約2%高、みずほ<8411.T>が1%超高と強かった。金融株では、T&Dホールディングス<8795.T>やSOMPOホールディングス<8630.T>などもしっかりだった。

このほか、2018年7月期の通期業績予想を上方修正したシーズ・ホールディングス<4924.T>が上昇率上位。卸売や対面型店舗の販売、海外売上が好調に推移したという。一方、公募増資などを発表したサンフロンティア不動産<8934.T>が下落率上位。調達資金は自社ホテルブランド物件の開発資と差入保証金に充当するという。

東証1部の騰落数は、値上がり910銘柄に対し、値下がりが1024銘柄、変わらずが113銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値     22866.17 -72.56

寄り付き   22936.41

安値/高値  22834.89─22994.33

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1815.08+1.74

寄り付き     1814.34

安値/高値    1810.93─1820.86

 

東証出来高(万株) 160062

東証売買代金(億円) 25106.28

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