日本のインターネット広告は詐欺ばっかりだ デスクトップにおけるインプの81%が詐欺

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動画がアドフラウドのターゲットに

詐欺師が群がるのは、お金が流れるところだ。広告費の45%が動画に使われており、アドフラウドの65%は動画で発生している。特に問題があるのはプログラマティックマーケティングの動画広告であり、発生割合はダイレクトマーケティングの動画広告に比べて67%高いことが、フォレスター(Forrester)の調査でわかった。ピクサレートのレポートによると、動画広告のインプレッションに占めるアドフラウドの割合が最も高いのはインド(34%)で、次がアメリカ(27%)だった。イギリスでは12%だった。

動画広告のインプレッションに占めるアドフラウドの割合(国別)。左からインド、アメリカ、カナダ、フランス、イタリア、日本、スペイン、ドイツ、イギリス、ブラジル

モバイル広告でもはびこっている

第三者機関によるモバイル広告ベリフィケーション

アドフラウドは、デスクトップのディスプレイ広告だけではなく、モバイル広告でもはびこっている。イギリスでは、第三者機関にアドベリフィケーションを依頼して、モバイル広告におけるアドフラウドの検出やブランドセーフティの保護を行うメディアプランナーの割合が、12カ月間で24%から45%に増加した。エクスチェンジワイヤー/グランドトゥルース(ExchangeWire/GroundTruth)による最近のレポートから明らかになった。すでにツールを使っているプランナーのうち62%が、メディアパートナーがブランドセーフティツールを提供していることは価格よりも重要だと回答した。

エクスチェンジワイヤー/グランドトゥルースのレポートから。回答項目は上から、価格、規模、DMPへの統合機能、提供される広告フォーマットのタイプ、広告表示位置の選択機能。グリーン、レッド、ブルーのバーは順に「より重要だ」「あまり重要でない」「他と同等」と回答した人の割合を表す

Jessica Davies(原文 / 訳:Conyac)

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DIGIDAY[日本版]編集部

2015年9月1日にローンチした「DIGIDAY[日本版]」を運営。同サイトでは米「DIGIDAY」が日々配信する最新のデジタルマーケティング情報をいち早く翻訳して掲載するほか、日本国内の動向についてもオリジナル記事を配信している。メディアジーンが運営

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