トヨタ「クラウン マジェスタ」の葛藤 レクサスともせめぎ合う“最高峰”、6代目に刷新

拡大
縮小

既存客はレクサスにグレードアップかダウンサイジング

河野氏によれば、マジェスタから他車種に乗り換えるユーザーの傾向は、「レクサスの上位車種に(グレードアップ)するか、マジェスタよりも小さな車にダウンサイジングする(乗り換える)傾向がある。輸入車にはあまり行かない。高齢ユーザーが多いためかもしれない」という。

マジェスタはトヨタの“最高峰”でありながら、販売は既存客の乗り換えが中心で新規客の開拓はあまり進まず、レクサスという「内なる敵」ともせめぎ合っている。それでも車両本体価格600万円を超える高額車が、月に数百台も売れるというのはトヨタにとって貴重な収益源。車としては完成度の高いマジェスタだが、基本方針は「攻めではなく守り」。何とも悩ましい立ち位置にいる。

関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
半導体需給に変調の兆し、歴史的な逼迫は終焉?
半導体需給に変調の兆し、歴史的な逼迫は終焉?
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT