前原誠司の本心は「小池百合子の丸呑み」だ 「考えた考えた挙句の秘策」の裏にあるもの
「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する」ーー。9月28日正午に開催された衆議院本会議で、大島理森議長は解散詔書を読み上げた。公示日は10月10日、投開票日は10月22日。この選挙から10議席減となったため、465議席をかけた熱い闘いの火蓋が切られた。
「考えた考えた挙句の末の提案」
希望の党への合流が話題になっている民進党では、午後1時半から開かれた両院議員総会で前原誠司代表はこう述べている。
「民進党の今の現状を考えた時に、どうすればもう一度政権交代を起こせるか。それを考えた考えた挙句に末に、私はみなさんに提案させていただいている」「もう一度理想社会をつくる。そのために名を捨てて実を取る、その決断を御理解いただきたい」
前原氏が「考えた考えた挙句の末の提案」は以下の3点だ。
① 今回の総選挙における民進党の公認内定は取り消す。
② 民進党の立候補予定者は「希望の党」に公認を申請することとし、「希望の党」との交渉及び当分の間の党務については代表に一任する。
③ 民進党は今回の総選挙に候補を擁立せず「希望の党」を全力で支援する。
すなわち党所属の衆議院議員は全員が離党して「希望の党」に公認申請するが、参議院はそのままにするということ。「民進党」の党名は残ることになった。
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