リニア新幹線に乗ってみた

JR東海が試験走行再開、時速500kmを体験

実験車両のスピード表示は最高設計速度近辺まで達した

100、200 、300、400――。スピードはグングン上がり、時速はついに500キロメートル(500km/h)を超えた。揺れ、騒音はともにほとんど気にならない。スピード表示を見ていなかったら、加速しているのかどうか分からないぐらいスムーズな動きだ。

8月29日、JR東海はリニア中央新幹線の山梨実験線で、500km/hでの試験走行を再開した。営業仕様の新型車両「L0系」も報道陣向けに初公開。記者もその試験走行に同乗した。

リニア新幹線とは東京-名古屋-大阪の区間を、超電動磁気浮上式リニアモーターカーで結ぶ鉄道で、JR東海が建設・営業主体となる。順調に進めば、2027年に東京-名古屋間が先行して営業開始となる予定で、2045年頃と想定されている全線開業時には、東京-大阪間を最短67分で結ぶと試算されている。

現時点ではN700系レベルには達していないが…

超電動リニアは、車両に搭載した超電動磁石と地上コイルの間の磁力によって、車両を10センチメートル浮上させ、超高速で走る仕組みである。実験車両に乗ってみた感覚では、東海道新幹線の最高峰であるN700系に比べれば多少の騒音や振動はあるにせよ、一般的な通勤電車やディーゼル特急に比べれば、快適性は断然高いと感じた。

次ページL0系の車内の様子は?
鉄道最前線の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 精神医療を問う
  • CSR企業総覧
  • 最新の週刊東洋経済
  • 晩婚さんいらっしゃい!
トレンドライブラリーAD
人気の動画
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
やる気を削がれる人と奮起する人の決定的な差
やる気を削がれる人と奮起する人の決定的な差
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
SDGsが迫る企業変革<br>ビジネスと人権

サプライチェーンの中で起きる人権侵害への意識が高まっています。欧米では法制化が着実に進展し、企業に対し人権リスクの把握と対策を求める動きが顕著に。欧米に比べて出遅れている日本企業の現状を多角的に検証します。

東洋経済education×ICT