iPhone 8発売!選ぶべきはどの携帯会社か 各社各様のプラン、やっぱりわかりにくい?

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ドコモの発売カウントダウンの様子。iPhoneの発売日は携帯3社にとってお祭りだ(撮影:尾形文繁)

2017年9月22午前8時。米アップルの新型スマートフォン「iPhone 8」「同8 Plus」、腕時計型端末「Apple Watch Series 3」が発売された。

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手携帯3社は都内で発売イベントを開催。各社ともテレビCMに出演中の芸能人や購入予約をしたユーザーが登壇した。それぞれ「ワイヤレス充電ができるなんてすごい」「背面のガラスが美しい」「画質がよくなっているので写真を撮るのが楽しみ」などと新型iPhoneへの期待を興奮気味に語った。

東京・有楽町の「ドコモショップ丸の内店」でイベントを開催したドコモの吉澤和弘社長は、「ドコモは受信時最大毎秒500メガビット。dTV(動画配信サービス)や(スポーツ配信の)ダ・ゾーンfor docomoを思う存分、楽しんでいただける」と他社よりも優れている点を強調。

Apple Watchについても「ドコモショップとして初めてApple Watchを取り扱う。スマホがなくても直接通信できるので便利。また、購入後180日間は無料(スマホと時計で電話番号を共有する「ワンナンバーサービス」のオプション料)なので買いやすいのではないか」と語った。

iPhone X待ちで予約件数は前年割れ

ただ、予約状況はいまいちだ。過去最高を記録した昨年のiPhone7と比べると「ちょっと少ない」(吉澤社長)。ソフトバンクも「例年に比べると少ない」(宮内謙社長)という。

これは11月に新機種「iPhone Ⅹ(テン)」の発売を予定しているため、ハイエンドユーザーが買い控えているからだ。Xの影響を聞かれると吉澤社長は「ちょっとわからない」と首を傾げたが、宮内社長は「8とXを合わせると予約数は前年を超えている」という。KDDIの田中孝司社長も「8とXに分散することは想定通り」と語る。

ソフトバンク銀座店に朝5時から並んでいた会社員の井上拳斗さんは、「Xも買います。端末価格はかなり高くなりそうだが、顔認証機能などでワクワク感がある。Xが出るなら買うしかない」と嬉しそうに語っていたが、両方買う熱烈なファンはそう多くはないだろう。

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