景気減速下でも、中国高級車は今年2ケタ成長 独メルセデス・ベンツの中国販売責任者が自信
[成都 30日 ロイター] - ドイツ自動車大手ダイムラー
スピークスによると、メルセデスは今年、新たな販売店を75店開設し、そのうちほぼ半数は小都市に開く予定。
同氏は記者団に対し、「われわれは主要な競合相手に、販売店開設の面で、少し出遅れている。過去にわれわれは北京や上海などに力をいれてきたが、ディーラー網を拡大する必要を認識している」と語った。
スピークス氏は、中国の今年の全体の自動車需要は前年比で約10%増加する見通しだとしながら、「高級自動車市場はそれを超すとわたしは考えている。2桁成長となるだろう」と述べた。
詳しい数字を聞かれると、13─15%程度の成長だと語った。
ダイムラーは今後2年で中国に20億ユーロ(26億7000万ドル)を投資する戦略を公表しており、メルセデス網の拡大はこの戦略の根幹をなす。
メルセデス・ベンツ部門による中国での自動車販売は、今年の見通しである23万台から、2015年までに30万台超に引き上げることを目指している。この目標が実現されれば、メルセデスにとって中国は世界で最大の市場となる。現在は、ドイツ、米国に次いで3番目となっている。
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