売れない歌手と結婚した人気女子アナの日常 深夜ラジオのマドンナ、中尾美穂が支える夫
「これ黒木と私でやっているので。人件費とか作業費がかかっているわけではないから。材料費だけと思えば。ギリギリ…」(中尾さん)
そう、アクセサリーは全て夫婦の手作り。ショーの前日は、夫が作ったアクセサリーを妻がチェックする。その様子は、まるでお母さんと子供…。
「まーちゃん違うよ。まーちゃん、こっちこっち!もーこの間もそうだった!」
「おっ!これはよく出来てるね。直し無し!うまい!よくできましたー!!もう一個いってみよー!!(中尾さん)
実はこのアクセサリーのアイデアも中尾さんによるもの。「このアクセサリーをバッグにつけても可愛いですよ!やってみます?黒木じゅんの手アカたっぷりですよ(笑)!愛情もこもってますよ~‼」と、夫に代わり妻が鮮やかにグッズを売りさばく。一体どれくらい売れるのか?
「グッズは30本くらい」(中尾さん)
「CDは…10枚いくかいかないか…」(中尾さん)
「あはは!CDよりアクセサリーが売れてますね!」(黒木さん)
夫のステージの前座まで務める妻
そして、ようやく夫の歌謡ショーが開演。心配していたお客さんの入りもそれなり。そして、
「こんにちは〜!皆さま!間もなくでございます。たくさんの皆さま、お集まり頂き誠にありがとうございます!今日はたくさんの皆様とお目にかかれまして、すごくすごーく、黒木ともども嬉しく思っています!」(中尾さん)
なんと、夫のステージの前座まで!そしてこの日は、およそ60分、8曲の持ち歌を披露。しかし客席には、かなり高齢と思われる皆さんがチラホラ。そんな時には2世歌手の頼みの綱!父の名曲「霧にむせぶ夜」で会場を盛り上げる。
現在はこうして、健康ランドやカラオケ喫茶など小さなステージで歌って収入を得る生活。もちろん1本も公演が入らない月も。これに対し、夫・黒木は
「本当に申し訳ないと思っています。それがいちばんの本心。もうちょっと経済的に豊かになればスタッフもお願いできるんですけど、今のところは二人三脚でいっぱいいっぱいで」(黒木さん)
では、歌手以外の仕事に就こうと思ったことは?
「やっぱり(歌が)好きだから」(黒木さん)
「好きだからってのはいいけど生活が大変だよね。好きだけじゃ生きていけないよーマーちゃん!」(中尾さん)
「うーんそうだけど」(黒木さん)
売れない歌謡歌手の夫を陰で支える中尾さん。黒木さんと結婚したことで、決して豊かではない生活を送っているが、不思議と中尾さんの表情はいつも明るい。
「そばに誰かいることが当たり前ではないんですよね。本当にいて当たり前ではなくて、いてくれたことに感謝して今日からまた頑張ります!ありがとうございます」(中尾さん)
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