7月の中国原油輸入、7カ月ぶり低水準

環境調査強化などで国内需要に影響か

 8月8日、7月の中国の原油輸入は、7カ月ぶりの低水準となった。ただ、前年比では約12%増加した。税関総署のデータを基にロイターが算出した。写真は山東省の原油輸入港。2008年11月撮影(2017年 ロイター)

[シンガポール 8日 ロイター] - 7月の中国の原油輸入は、日量ベースで1月以来の低水準となった。精製会社が高水準となっている備蓄の利用を進めたことが背景。

税関総署は8日、7月の原油輸入量は3474万トンだったと発表。日量ベースでは約818万バレル。ただ、前年同月の水準を依然として約12%上回っている。

ロイターの算出によると、7月の輸入は前月の水準(日量879万バレル)と比べ7%減少した。

コンサルタント会社エナジー・アスペクツの石油製品担当アナリスト、ネビン・ナー氏は「『茶壺(ティーポット)』と呼ばれる独立系製油所が今年上半期に多く買い過ぎたほか、最終消費者向け製品の需要の伸びが鈍化している」と指摘。「7月には環境調査が強化され、需要などに影響を及ぼしたようだ」と述べた。

税関データによると、1─7月は前年比13.6%増の2億4700万トン。日量では851万バレル。

トレーダーやアナリストは総じて、新たな製油所が操業を始めるため、中国の原油輸入は第4・四半期に再び上向くと見込んでいる。

税関データによると、1─7月の精製済み燃料の輸出は前年同期比8.4%増の2821万トン。7月単月は455万トンで、前年比でほぼ横ばい、6月の420万トンからは増加した。

ロイターの算出によると、7月の天然ガス輸入は前月比3%増の575万トン。税関データによると、1─7月は前年同期比20.7%増の3682万トン。

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