1位は森永製菓の「チョコモナカジャンボ 150ml」(100万人当たり74.6万円)、2位に江崎グリコの「パピコ チョココーヒー 80ml×2」(同56.8万円)、3位に明治の「エッセルスーパーカップ 超バニラ 200ml」(同51.5万円)がつけた。
ほかにも4位の「ジャイアントコーンアソート 140ml」(江崎グリコ)、5位「MOW バニラ 140ml」(森永乳業)、6位「クーリッシュ バニラ 140ml」(ロッテアイス)など上位を見ると、いわゆる「定番」の商品が目立つ。
意外なのは20位「ガリガリ君 ソーダ 110ml」(赤城乳業)。日本中で知名度の高い商品というイメージはあるものの、単価の安さもあって、売り上げでは絶対的な王者ではない。100万人当たりの売り上げでは19.2万円と、1位のチョコモナカジャンボに4倍近い差をつけられている。スーパーを対象とした調査なのでコンビニやドラッグストアでは傾向が違うかもしれないが、意外な結果ともいえる。
メーカー別の売り上げランキング
同じくTrue Dataを使って調べてみたメーカー別の100万人当たり売り上げ上位ランキングは次のとおりだ。
(2)ロッテアイス/260万7805円
(3)森永乳業/189万5397円
(4)森永製菓/145万8021円
(5)明治/142万1178円
新興国では日本のアイスクリームが評判だ。さらに、ブランディングもできているから利益率も高い。メーカーは、日本で新規商品を投入し、そしてそのノウハウを基に、海外展開を行うサイクルが確立してきた。さらにそれを許すくらい、日本のマーケットも微増を続けている。
8月中旬まで夏限定のアイスクリームショップも各地で出店されている。また、カフェのチェーン店がアイスを販売したり、あるいは、個店がインスタ映えするアイスクリームを販売したりしている。特に近年は、読めない猛暑や異常気象が続いている。アイスクリームメーカー各社は、この機運にも乗りながら、消費者に商品を提案し続けている。まだまだ「暑い闘い」は続く。
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