猫に学ぶ快眠法の3つめは「こまめな昼寝」を大切にすることです。
猫はいつでもどこでも寝てしまいます。つねにこまめに昼寝をします。
私たち現代人はつねに寝不足です。みんな忙しいから、夜に十分な睡眠時間が確保できないのは、仕方がないところです。
だったらいっそ猫に倣って昼寝してみませんか?
たとえば眠くて仕方がない昼下がり。睡魔と闘いながら書類仕事と格闘するより、ほんの15分でも昼寝をしたほうが、その後の効率が上がるのではないでしょうか。
オフィスで堂々と居眠りというのはなかなか難しいかもしれませんが、休憩室とか、公園とか、あるいは人けの少ないトイレでもいいと思います。ちょっとでも寝れば、その後はまた元気に働くことができます。
日本人はまじめだから、「居眠りなんていけないことだ」とみんな思い込んでいるけれど、もっと居眠りをポジティブにとらえて、積極的に取り入れてみませんか。
眠れないときは「猫になった」つもりで
前述のように、私もかつては睡眠に悩んでいました。その日も眠れず、ベッドに入り込んできては瞬時に寝落ちする猫をうらやましく見つめていました。
それで気づいたのですが、猫の寝方ってとんでもない格好なんですね。
丸まるのが定番のスタイルですが、バンザイして寝る子もいるし、棒のように一直線に伸びて寝る子もいる。寝姿が自由すぎるんです。
それにひきかえ私たち人間の寝方のバリエーションの貧相なこと……。仰向けか横向きか、ちょい変わったところでせいぜいうつぶせです。
バンザイスタイルでもいいし、思い切ってガニ股とか、大の字とか、もっといろいろ寝方があってもいいはず。
恥ずかしいとか、お行儀が悪いとか、一切の制限を取っ払って試してみましょう。案外、ぴたっとくる寝方があるかもしれませんよ。
私自身は猫に倣って、ずっと丸まって寝ています。枕は猫にとられているので(枕の上がお気に入りの子がいる)、仕方なく猫になったつもりで丸まってみたら、なんだかとても心地よくて寝やすいことがわかったのです。
みなさんも猫になりきって、のびのびと自由なスタイルで……、おやすみなさい。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら