2020年の夏季五輪は、東京で決まり? 吉崎 達彦が読む、ちょっと先のマーケット

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さて、カジノの夢ではなく、週末の競馬を考えてみよう。

週末は3つのGⅢレースが予定されている。その中でも、新潟2歳ステークス、キーンランドカップではなく、敢えて24日(土曜日)のエルムステークスに着眼したい。というのも、最近は土曜日のテレビ東京「ウイニング競馬」がお気に入りなのである。

植田アナに萌えつつ?エーシンモアオバーへ

いつも「モーニングサテライト」でお世話になっているテレビ東京の植田萌子アナが、この春から「ウイニング競馬」の担当になった。月曜、火曜が早朝のマーケット番組で、土曜日が競馬中継とは、テレ東も入社3年目に無茶をさせるなあ、と思いつつ見ているのだが、賑やかなお笑い芸人やお馴染みの原良馬さんなどを相手に、自然体で番組を仕切っているので面白い。

特に、ジャンポケ斉藤氏とキャプテン渡辺氏による全然当たらない予想への容赦ない突っ込みは、ネット上では「ドS」の呼び声もある。「マーケットと競馬を無理やり結びつける企画」である当コラムとしては、「モーサテとウイニング競馬」を両立させている彼女に心からエールを送りたい。

ということで、エルムSでの筆者の狙い目はエーシンモアオバー。これまでエルムSでは3着―3着―4着と、あと一歩なのだが、それは札幌開催だったから。函館開催の今年はチャンスありと見たい。函館ダート1700メートルでは、過去5走して3勝を挙げている。7歳馬なので人気的には死角だが、このまま当日まで人気薄ならジャンポケ斉藤氏のように渋く複勝かワイドで。そうでなかったら、キャプテン渡辺氏のように薄めの馬に大胆に流してみたい。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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