インターママが学校に注ぎ込む「投資」の実態 ナゾのパーティ「ガラパーティー」とは何か
教育は平等、ではない。親の経済力が子どもの教育や学力に反映される「教育格差」。東京の中心で暮らす裕福な家庭では、子どもの教育に桁違いの金額を費やしていると聞く。
前回は、年間学費300万円をかけて世界のトップ層を目指すインターママを紹介した。今回は、前回とは別のインターママが教えてくれた謎のイベント「ガラパーティー」の実態と、多額の投資をも厭わない親の愛に迫った。
多額の投資をも厭わない、親の愛
#File02 多額投資は、我が子への愛。子どもに自由な生き方を望む、インターママ
名前:美沙さん
年齢:36歳
子ども:長男9歳、長女4歳
子どもの学校:某有名インターナショナルスクール
年齢:36歳
子ども:長男9歳、長女4歳
子どもの学校:某有名インターナショナルスクール
今回、取材班が待ち合わせ場所に指定されたのは、麻布台にあるアメリカンクラブ。
会員のみが入ることを許されたオートロック付の自動ドアの前で、取材班は、港区の某有名インターナショナルスクール(以下、インターと表記)に息子を通わせる、美沙さんの到着を待っていた。
アメリカンクラブは、入会金350万、月会費約2万。会員2名からの推薦を受けて入会が許される、つまり特権階級が集う場所。
「取材の間、娘を預けられるから」と、美沙さんから指定されたのだが、理由は本当にそれだけだったのだろうか。
取材班がそんな邪推をしたのには、理由がある。
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