華麗なるお受験!インターママは世界狙いだ インターナショナルスクールの内幕とは?
教育は平等、ではない。
親の経済力が子どもの教育や学力に反映される「教育格差」。東京の中心で暮らす裕福な家庭では、子どもの教育に桁違いの金額を費やしていると聞く。
東京カレンダーでは、熾烈なお受験戦争を勝ち抜いた母親たちに話を聞いた。知られざる、お受験の世界。その舞台裏は、常識からかけ離れたものだった。
インターに子どもを通わせる親たち
#File01 「日本の義務教育は捨てました」世界を目指すインターママ
名前:エミさん
年齢:36歳
子ども:長男7歳、長女4歳
子どもの学校:某有名インターナショナルスクール
年齢:36歳
子ども:長男7歳、長女4歳
子どもの学校:某有名インターナショナルスクール
昼下がりの広尾。
駅前の『ボンダイカフェ』に現れたエミさんは、意外にもデニムとボーダーTというラフな装いだった。
とは言っても、どれもこだわり抜かれた上質感漂うアイテムであり、バッグにはHマークが輝いていたが。
教育熱心なお受験ママは、一律コンサバファッションに身を包んでいるものだと思い込んでいたが、どうやらそういうワケではないらしい。
エミさんは、7歳の男の子と4歳の女の子をもつ2児のママ。それにも関わらず抜群のスタイルを保っており、カジュアルなデニム姿にも高級感が漂う。
彼女は今年7歳になる長男を、著名人のご子息も数多く在籍することで有名な、港区にあるインターナショナルスクール(以下、インターと表記)に通わせている。
「インターには、ファッションも考え方も、コンサバな人は皆無です」
エミさんは、そう断言する。それには、明確な理由があるのだという。
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