激戦業種をキヤノンが制す
鉄鋼／非鉄金属／金属製品のトップはLIXILグループ（542.3点）。人材活用90.7点、環境91.9点と高得点。世界の衛生課題解決のため、途上国などで現地のインフラ状況や経済状況に合わせたトイレを開発する。ケニアやバングラデシュなどで衛生設備の必要性の周知や設置技術の浸透を進める。こうしたグローバルな社会課題解決への取り組みなどで企業統治＋社会性は95.3点と3部門の中で最も高かった。
2位は住友電気工業（539.6点）。以下、3位日立金属（533.5点）、4位フジクラ（516.0点）、5位ジェイ エフ イー ホールディングス（512.7点）と続く。
機械はコマツがトップ（563.8点）。人材活用93.0点、環境95.9 点、企業統治＋社会性95.9点、財務279.0点と満遍なく得点。いずれも全体順位は20位台でベスト10以内はないが、総合力で総合4位となった。
2位はダイキン工業（553.8点）。人材活用89.5点、環境98.6点、企業統治＋社会性89.9点と環境に強み。3位はクボタ（551.9点）。人材活用91.9点、環境94.6点、企業統治＋社会性89.3点といずれも高得点だった。
以下、4位日本精工（539.2点）、5位三菱重工業（536.2点）、6位日立建機（528.7点）、7位ジェイテクト（528.0点）までが総合100位内となっている。
電気機器／精密機器はキヤノン（563.8点）がトップ。人材活用91.9点、環境100点、企業統治＋社会性89.3点と環境が特に高い。2位は富士ゼロックス（561.4点）。こちらは人材活用88.4点、環境94.6点、企業統治＋社会性98.2点と企業統治＋社会性が高い。
以下、3位リコー（560.6点）、4位コニカミノルタ（554.8点）、5位NEC（554.2点）と続く。20位の富士電機（525.2点）でも総合97位という高得点ぞろいの激戦業種だ。
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