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ヤマト、労使で合意した「働き方改革」の全容 これからは社外交渉、値上げを実現できるか

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だが、インターネット通販の拡大で宅配便の個数が急激に増え続ける昨今、この時間指定がドライバーの負担になっている。指定された時間に宅配しなければならないため、事前に効率的な配達ルートを組むことが困難になるからだ。

大量の宅配物を積み入れるドライバー(撮影:大澤 誠)

携帯電話やパソコンで再配達依頼ができるようになり、即時に再配達の対応をしなければならないケースも増えた。再配達依頼を受けてその場で配達ルートを修正する必要が生じたことで、ドライバーの労働時間が長時間化する原因の一つになっている。

またネット通販利用者には日中は働いており、夜間しか荷物の受け取りが難しい人が多い。そのため指定される時間が20~21時の1時間に集中することも現場の負担を増やしている。ドライバーと共に配達を支えるフィールドキャストと呼ばれるパート社員がいるが、夕方以降はなり手となる主婦は家事で忙しい時間帯だ。運ぶ荷物が集中しているにもかかわらず、シフトに入れる人が限られ配達員が手薄になってしまう。

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