次期都議選で「小池新党」はどこまで伸びるか

お膝元の豊島区が今後のカギに

1月12日、築地市場を視察する小池百合子知事(写真:アフロ)

東京都の小池百合子知事が自らが所属する自民党への対決姿勢も強めている。たとえば1月13日の定例会見では、昨年末に期限があった党費不払いについての質問に、以下のように批判した。

「(党費を)払う理由はあまりない。昨年の暮れで(効力が)切れていると認識している。何よりも知事選の時に推薦もされず、あれほど罵倒されたわけだから、そこを支払うのはどうかなと」

「進退伺いを出しているが、誰が受け取ったのかわからないというのは組織政党としてどうかなと」

「とても自民党的なやり方」

小池知事はまた、2月5日の千代田区長選に与謝野馨元官房長官の甥である信氏が自民党都連推薦で出馬することについて、「とても自民党的なやり方だなと。たぶん猛烈な組織選挙をされるのだろうと思うが、区民がお決めになること」と斬り捨てた。そして「与謝野さん、そういえば最後は何党でいらしたのか。甘党?」と皮肉った後に口角をぎゅっと押し上げている。

その千代田区長選で小池知事が支援するのは、5選を目指す現職の石川雅己区長。石川氏は小池知事の天敵である千代田区選出の内田茂都議と犬猿の仲と言われており、昨年12月10日に開かれた第3回目の「希望の塾」では講師を務めた。小池知事も同日、「実行力に大変期待するところがある」と石川氏を事実上支持することを表明している。要するに、「敵の敵は強い味方」というわけだ。

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