次期都議選で「小池新党」はどこまで伸びるか

お膝元の豊島区が今後のカギに

今年夏に行われる都議選の準備も、着々と進められている。1月7日には都議候補を含む選抜試験を実施し、「希望の塾」の塾生のうち約1600名が受験した。これには昨年の都知事選から小池知事を応援してきた「かがやけTokyo」の3名の都議や、小池知事が「7人の侍」と名付けた豊島区と練馬区の区議たちも参加しており、20日の合格発表とともに第1次公認を得る見込みだ。

ところがここにきて、小池知事のお膝元である豊島区で波乱が生じつつある。

お膝元の豊島区で波乱

定数3の豊島区は、自民党の堀宏道氏、公明党の長橋桂一氏、共産党の米倉春奈氏が議席を占める。ここに小池知事が「刺客」を放ち、議席を狙うというのだ。豊島区関係者は語る。

「小池知事は昨年の知事選で増田寛也氏を応援した堀都議をどうしても許せない。彼を落すために、『都民ファーストの会』の代表を務める本橋弘隆区議の擁立を決めたようだ」

この動きに危機感を強めているのが公明党だ。2013年の都議選では、公明党の長橋氏は1万8227票を獲得して2位で当選。1万3320票を獲得した3位の共産党の米倉氏を大きく引き離した。

ところが昨年の参院選での豊島区内の比例票を見てみると、公明党が1万2780票に対して共産党は1万8400票を獲得した。前回の都議選の1か月後に行われた2013年の参院選での比例票は公明党は1万2935票で、共産党は1万6431票。共産党は約2000も票を伸ばしたことになる。

この件について公明党関係者に質問すると、誰もが苦渋の表情を浮かべてこう述べる。「前回よりも厳しい選挙になることは自覚している」。

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