鉄道での「箱根駅伝」観戦はここがベストだ 駅近くの観戦ポイントを効率よく回るには

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■2区は横浜駅東口がアクセス良好

続いての観戦ポイントは横浜駅東口だ。ただ、鶴見中継所を観戦した場合、横浜駅東口を観戦しようとするとかなりあわただしい。個人的には、大手町でスタートを観戦するなら、その次のポイントは横浜駅東口にすることをおすすめしたい。

昨年の横浜駅東口通過時刻は9時25分ごろ。大手町からは東京駅まで歩いて東海道線を利用するか、三田線・浅草線・京急線を乗り継ぐといったルートが考えられる。所要時間は約40分。大手町でスタートを観戦した後でも、時間的には余裕をもって移動することができる。

「花の2区」は各大学とも精鋭をそろえて戦いに挑んでいる。この区間がその後の流れを決めるとも言われる。この先も追いかけて観戦するなら、トップを追いかけていくことに焦点を絞るか、応援している大学を追いかけていくか、判断すべきところだ。

3区はコース沿いに駅がない

箱根駅伝のコースは、小田原付近までは基本的に東海道線と並行している。だが、必ずしも駅が近いわけではない。たとえば、2区から3区へとたすきが渡される戸塚中継所は、戸塚駅からはだいぶ離れている。ここから平塚中継所までの3区はコース近くに駅がなく、鉄道での観戦を考えると、次の区間に移ったほうがいい。

■4区の大磯駅入口は駅からすぐ

JR東海道線大磯駅近くには観戦しやすいスポットがある(写真:YNS / PIXTA)

3区と4区の平塚中継所も東海道線の駅からはだいぶ離れている。だが、4区に入った「大磯駅入口」交差点はその名の通り駅から近い。横浜駅から移動して観戦するにはここがいいだろう。

昨年の記録ではトップの平塚中継所通過が11時11分ごろのため、この時間より前に大磯駅に着いていれば、この地点の通過を観戦できる。

横浜駅から大磯駅までは東海道線で約40分。移動するにはちょうどいい時間だが、大磯駅には快速列車は停まらないので、その点は注意が必要だ。時間的にギリギリと思われるのは、大磯10時59分着(横浜駅10時20分発)の列車。この次の列車は大磯11時11分着なのでかなり厳しそうだ。

4区では、さらに国府津駅前も通過する。こちらも横浜駅から移動しやすく、駅から近い。

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