「朝活」に対応?鉄道各社も「朝型」電車を増発

始発繰り上げや早朝重視のダイヤ改正広がる

まだ薄暗い早朝を新宿へ向かう京王線準特急(筆者撮影)

通勤電車のダイヤ改正といえば、注目が集まりやすいのはラッシュ時のダイヤや終電の時間。だが、「朝活」といった言葉が流行し、早朝の時間帯を有効に使おうという朝型のライフスタイルが広がりつつあるなか、首都圏の鉄道にも「朝型」が増えつつあるようだ。

最近は、始発列車の繰り上げやラッシュのピークより前の早朝時間帯のダイヤを充実させる鉄道が増えつつある。早朝に出勤する「朝活」の人々のほか、早朝の新幹線や飛行機の利用者に対する利便性のアップも狙いだ。今秋にダイヤ改正を行う首都圏の通勤路線にも、その傾向が表れている。

始発の新幹線に間に合う!

たとえば、今年10月15日にダイヤ改正を行う予定のつくばエクスプレス(TX)だ。今回の改正では、現在の守谷駅(茨城県守谷市)発の上り始発列車である5時09分発普通秋葉原行きの前に、5時04分発の秋葉原行き区間快速を増発する。

現在のダイヤでは、秋葉原駅着は5時49分。秋葉原から東京駅へは5分かからないとはいえ、乗り継ぎの時間を考えると6時00分発の東海道新幹線「のぞみ1号」に乗るのは難しい。だが、10月からの新ダイヤで増発される列車は、秋葉原駅に現在より10分早い5時39分に着く。これなら始発の新幹線を利用することも可能だ。

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