眠るな危険!乗り過ごしたら大変な通勤列車 気付いたら隣の県や山の中・・・

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残業したり、軽く飲んでからの時間帯にあたる20時台・21時台に出発する列車で乗り過ごすと大変なのは、浅草を21時ちょうどに出発する東武鉄道の特急「けごん35号」だ。全席指定で座って帰宅できるため、浅草や北千住から春日部までといった近距離の利用者も多いが、この特急は東武日光行。終点まで乗り過ごすと、日光まで行ってしまう。

東武日光着は22時49分。同駅発の上り列車は21時50分発が最終で、もちろん折り返す列車はないし、開き直って東照宮で「見ざる・聞かざる・言わざる」でおなじみの三猿や眠り猫を見ようにも、深夜に東照宮が開いているわけもない。また、春日部を出ると約50キロメートル先の栃木まで止まらないという点も危険なので、この列車の乗り過ごし危険度は「S」とさせていただく。

帰宅のはずがお伊勢参りに?

関西エリアでは、近鉄の大阪上本町を20時37分に出発する急行五十鈴川(いすずがわ)行が危険だ。始発駅の大阪上本町駅から座って乗車し、大和八木、桜井ぐらいまで利用しようと思って寝込んでしまうと、伊勢神宮の前まで運ばれる。こちらも開き直ってお伊勢参りとシャレ込もうにも、伊勢神宮はお正月の一部の期間を除いて夜間参拝が停止されている。

だが、この列車は「けごん35号」より途中停車駅が多く、終点まで乗り過ごしても松阪や伊勢中川には戻れるので、危険度は一段下がって「A」判定だ。

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