会社の「辞めどき」は15のポイントで判断せよ 長くない人生、貴重な時間の浪費は避けよう

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

なるほど、彼らは別に上司のせいにもしていないし、それなりに成果を出しているのかもしれない。ただ、漫然と会社や仕事があまり面白くないと感じているようだ。

たしかに私も同じようなことを思ったときがあった。

だから彼らが甘えているとは思わないし、「それは普通だから、つべこべ言わずに頑張れ」などと言うつもりもない。彼らは皆、そんなことは百も承知だ。

15のポイントで、判断できる!

『「仕事ができるやつ」になる最短の道』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

現在の世の中で、1つの会社で定年まで勤めあげる人がどのくらいいるのだろう。おそらく、現在20代、30代のサラリーマンにおいては、そういった人々はかなり少なくなっているのではないだろうか。

事実、厚生労働省の資料(「持続可能な活力ある社会を実現する 経済・雇用システム」)によれば、44歳以下の人々の勤続年数はますます短期化している。

だから、遅かれ早かれ誰であっても、「辞めどき」を考えざるを得ないときがやってくる。それは間違いない。

では、「辞めどき」をどのように判断したら良いのか? 「辞めていい」と言い切るのは次のいずれかにあてはまる場合だ。

会社でガマンしないほうがいいこと

・働かない社長、上司の下で働き続けること
・社長の私的欲望に付き合うこと
・礼儀を欠く人と働くこと
・気の合わない人と働くこと
・社長の取り巻きがYESマンで固められている職場で働くこと
・罵声を浴びせられる職場で働くこと
・言論統制される職場で働くこと
・顧客をだまさなくてはいけない職場で働くこと
・無謀すぎる目標達成のために頑張ること
・1日5時間以上の残業を続けること
・やる気があるようなフリをし続けること
・好きになれない商品を売り歩くこと
・家族が大変なときに、仕事を優先してしまうこと
・責任の小さい仕事をすること
・不条理な顧客を相手にすること

 

もちろん、時にはガマンしなければいけないこともある。

でも、人生はとても短い。

貴重な時間を、いつまでもここに挙げたようなことに使うのは、どう考えても割に合わないように私には思える。

安達 裕哉 ティネクト代表取締役

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

あだち ゆうや

1975年東京都生まれ。Deloitteにて12年間コンサルティングに従事 。大企業、中小企業あわせて1000社以上に訪問し、8000人以上の ビジネスパーソンとともに仕事をする。現在は仕事、マネジメントに関する メディア『Books&Apps』を運営する一方で、企業の現場でコンサル ティング活動を行う

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事