会社の「辞めどき」は15のポイントで判断せよ

長くない人生、貴重な時間の浪費は避けよう

軽はずみに「営業をやります」とは簡単に言えないはずである。

不本意な仕事、つまらない仕事は誰も避けて通れない。だがもし、「営業でテレアポは1年やるのはいいが、5年やるものではない」と思うなら、1年経ったらすぐやめていいのだ。テレアポで一生食べていくなら別だが。人生の貴重な時間を、浪費するわけにはいかない。

結局、一流になるには自分の仕事を慎重に選ばなければならない。余計なことをしている暇はない。

何ごとも、楽しくやれなければ長続きしないし、一流になるには血のにじむような努力が必要だ。そのように自分を変えるのは並大抵の努力ではできない。

一生懸命、真剣にできる仕事だけを

スティーブ・ジョブスは言った。

「もし今日が人生最後の日だとして、今日やろうとしていることは、本当に私がやりたいことだろうか? それにノーという日が続くと、そろそろ何かを変える必要がある」

何が役に立つかは現時点ではわからない。営業が役に立つかもしれない。役に立たないかもしれない。

だから、 ほんとうに自分を信じれば、迷うことはない。自分がしたい仕事、一生懸命真剣にできる仕事だけをすればいいのだ。

いまの会社にとどまる理由も見直す必要がある。

自分に問いかけてみる。自分にやりたいことがまだ見つからないなら、与えられた仕事でまず一流を目指すか決めれば良い。

それが嫌なら、どの仕事で一流を目指すか、早く選択しなくてはいけない。決断は早ければ早いほど一流になれる可能性が上がるのだから。

会社に不満があるなら、自分を変える前に「選択すること」「決断すること」が重要ではないだろうか。自分を変えるのはそれからでも遅くない。

「会社をやめようと考えているのですが……」という相談をよく持ちかけられる。いま働いている会社を辞めるべきか? 辞めざるべきか?

判断はとても難しい。

私はキャリアの専門家ではないし、転職の世話をしてあげるわけでもない。だから、そういった人々にたいしたことはできない。話を聞くくらいだ。

ただ、多くの人たちから聞いた話の内容はどれも皆似ていた。要約すれば、次のようなことだ。

「いまの会社で働くのがとてもつまらないです。自分では一生懸命やっているつもりですが、上司はどう見ているかわかりません。私が単にワガママなだけかもしれないので、上司のせいにはできないのですが、時に疑問を感じます。他の会社に行っても同じような気もしますし、辞めるのも大変です。かと言って、他に強くやりたいことがあるわけではありません。どうすればいいのでしょう?」

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