「ガンダム」アニメ最新作、バンナムの仕掛け 累計4億個のガンプラ、幅広い世代にアピール

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7月2日の新作アニメ発表会には、人気アイドルグループ「SKE48」の松井玲奈さんがゲストで登場。トークショーで、松井さんは「中学生のころからガンダムにはまり、ガンプラもよくつくっていて家にも飾っている」などの秘話を明かした。バンダイナムコはこうしたイメージづくりによって、男の子や父親という男性でなく、女性客にもガンダムやガンプラに目を向けてもらいたいという狙いもありそうだ。

バンダイは上野社長が「チーフガンダムオフィサー」という役職に就いているように、ガンダムという自社の強力なコンテンツを、ガンプラだけでなく、カードゲームやゲームソフトなどの派生のビジネスへいかに結び付けていくかが、大きな経営のテーマとなっている。過去のガンダムシリーズで撒いてきた種を果実として一気に刈り取ることを狙った、新作アニメ「ガンダムビルドファイターズ」が、この秋、始動する。

武政 秀明
たけまさ ひであき / Hideaki Takemasa

1998年関西大学総合情報学部卒。国産大手自動車系ディーラーのセールスマン、新聞記者を経て、2005年東洋経済新報社に入社。2010年4月から東洋経済オンライン編集部。東洋経済オンライン副編集長を経て、2018年12月から東洋経済オンライン編集長。2020年5月、過去最高となる月間3億0457万PVを記録。2020年10月から2023年3月まで東洋経済オンライン編集部長。趣味はランニング。フルマラソンのベストタイムは2時間49分11秒(2012年勝田全国マラソン)。

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