実はお金持ちは身近にいる
連載初回として10月7日に配信した「年収1億円超の70歳が送る意外と地味な生活」には、多方面から反響が寄せられた。意識してみると、実はお金持ちは身近にいる。今回は、私の会社が展開している富裕層ビジネスで出会った、シンガポールのお金持ちの実態を紹介しよう。
シンガポールに在住するリンさんは58歳の男性だ。奥様と娘2人の4人家族で、「セントーサコーブ」に住む。セントーサ島の一軒家が立ち並ぶ地区の総称で、ここだけ外国人にも土地所有権が認められている。
リンさん本人は20歳の時に立ち上げた不動産開発会社で大成功した。40代後半までの年収は最高で日本円にして5000万円ぐらいだったようだ。これでも日本の平均的なサラリーマンの数倍~10倍ぐらいだが、今の年収はざっと10億円を超える。というのも、以前から開発していたセントコーブの土地が売れたことで「100億円を超える収入が一気に入り、それをプライベートバンクに預けて運用しているだけで、給与と合わせてそれだけの収入が入ってくる」(リンさん)。


















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